一進五退
2008.08.02 |Category …いけいけ次女っち
こんばんは。AKO姉です。
今日は次女のチャイルドケアカウンセリングの日。
予約時間を間違うというハプニングもありましたが、次女は個別授業をすごくいい調子で受けられたと先生が褒めて下さいました。とても苦手な「言葉の意味を捉える」問題をすんなりと解いたそうで、うれしい限りです。
直接的な表現である漢字や計算の理解度は高いのですが、国語の文章問題のように「なぜそうなったのでしょう」とか「『それ』とは何を示していますか」などのような「言葉の理解」問題は理解しづらい特徴があるので、それはちょっとした進歩です。
なのに。
それに加え、今日の夜は地区のビアガーデンがありましてね。地区の皆さんでわいわいがやがや、子供たちはみんなでキャーキャー遊び回っていたのですが。
そろそろ終わりの時間、という段になって、険しい顔のおばあさまが次女を連れて私のもとへ。
「この子のお母さんですね。一緒に来てください」
と有無を言わさず片隅に連れて行かれました。
「その子が、うちの孫の自転車を勝手に乗り回して、返してって言っても返してくれなくて、おまけにパンチやキックをしたんですよ」
見れば、お孫さんは幼稚園の年少か年中くらいの小さい子。
頭が真っ白になりました……
今日は次女のチャイルドケアカウンセリングの日。
予約時間を間違うというハプニングもありましたが、次女は個別授業をすごくいい調子で受けられたと先生が褒めて下さいました。とても苦手な「言葉の意味を捉える」問題をすんなりと解いたそうで、うれしい限りです。
直接的な表現である漢字や計算の理解度は高いのですが、国語の文章問題のように「なぜそうなったのでしょう」とか「『それ』とは何を示していますか」などのような「言葉の理解」問題は理解しづらい特徴があるので、それはちょっとした進歩です。
なのに。
それに加え、今日の夜は地区のビアガーデンがありましてね。地区の皆さんでわいわいがやがや、子供たちはみんなでキャーキャー遊び回っていたのですが。
そろそろ終わりの時間、という段になって、険しい顔のおばあさまが次女を連れて私のもとへ。
「この子のお母さんですね。一緒に来てください」
と有無を言わさず片隅に連れて行かれました。
「その子が、うちの孫の自転車を勝手に乗り回して、返してって言っても返してくれなくて、おまけにパンチやキックをしたんですよ」
見れば、お孫さんは幼稚園の年少か年中くらいの小さい子。
頭が真っ白になりました……
▽一応続いてますぜ
深々と頭を下げておばあさまとその子に謝り、次女の頭も下げさせて謝らせました。
その横から他の子供たちも、次女に押された、蹴られた、と口々に言い始めます。
その子たちにも頭を下げ、また一緒に下げさせて、その場は一応それで終わりとなりました。
……ここにはあまり書いていませんでしたが。
最近、次女はとても乱暴。学校の先生から色々と電話を頂きました。
同級生をパンチした。
四年生をビンタした。
六年生を引っかいた。
同級生に殴られて目の縁に青あざができた。
四年生に柔道の技をかけられ踏まれた、などなど。
次女がそうした行動を取るのには、ちゃんとした理由があります。嫌なことを言われたり、されたりすると、やめてほしくて手が出るらしいんです。もちろんそれはいけないことですが、言葉でうまく表現できない次女にとっては、それが最も効果的な手段なんだろうと思います、多分。
けど、親の私にはそれが分かっても、学校の先生、まして子供たちにはそんなの分かりません。
「思ってもいない瞬間に手が出てくるので、みんなびっくりしてしまって」
担任の先生はそう仰っていました。そうですよね……分かります。でも、健常者が気づけないほんの些細なことでも、次女にとってはつらいことなんです。
担任の先生からは、医療機関での診断を受けてみてはどうかと言われました。現状を親と学校が正しく把握して、今後の対策につなげたいという意図のようです……
話を戻します。
小さい子にそういう態度を取ったというのは、私にとってとてもショッキングで、哀しくて悔しくてどうしようもありませんでした。
家に戻ってから私は、泣きながら次女を叱りました。
お父さんに殴られた時、痛かったでしょう?
みんなだって、次女に殴られたら、痛いんだよ。
小さい子も六年生も同じ、殴られたら、みんな痛いんだよ。
だから、お願い。乱暴するのはやめよう。
親が。
ぼろぼろと泣きながら。
乱暴してはいけないんだと繰り返すから。
次女も静かに泣きながら、もうしない、と言って私を抱き締めました。
力ない私の手を自分に回させて、抱き締めてくれとささやかに催促しました。
長女は、じっと私たちを見守っていました。そしてその後、つぶやきました。
「おかあさん、また泣いちゃったね。でも、泣きたい時は泣いていいんだよ。次女ちゃんもそれで分かるんだもんね」
三歩進んで二歩下がる……
でも今日は、五歩くらい下がった気分です。
一ミリずつでもいい、ゆっくりと進んでいけるよう、頑張っていきます。
その横から他の子供たちも、次女に押された、蹴られた、と口々に言い始めます。
その子たちにも頭を下げ、また一緒に下げさせて、その場は一応それで終わりとなりました。
……ここにはあまり書いていませんでしたが。
最近、次女はとても乱暴。学校の先生から色々と電話を頂きました。
同級生をパンチした。
四年生をビンタした。
六年生を引っかいた。
同級生に殴られて目の縁に青あざができた。
四年生に柔道の技をかけられ踏まれた、などなど。
次女がそうした行動を取るのには、ちゃんとした理由があります。嫌なことを言われたり、されたりすると、やめてほしくて手が出るらしいんです。もちろんそれはいけないことですが、言葉でうまく表現できない次女にとっては、それが最も効果的な手段なんだろうと思います、多分。
けど、親の私にはそれが分かっても、学校の先生、まして子供たちにはそんなの分かりません。
「思ってもいない瞬間に手が出てくるので、みんなびっくりしてしまって」
担任の先生はそう仰っていました。そうですよね……分かります。でも、健常者が気づけないほんの些細なことでも、次女にとってはつらいことなんです。
担任の先生からは、医療機関での診断を受けてみてはどうかと言われました。現状を親と学校が正しく把握して、今後の対策につなげたいという意図のようです……
話を戻します。
小さい子にそういう態度を取ったというのは、私にとってとてもショッキングで、哀しくて悔しくてどうしようもありませんでした。
家に戻ってから私は、泣きながら次女を叱りました。
お父さんに殴られた時、痛かったでしょう?
みんなだって、次女に殴られたら、痛いんだよ。
小さい子も六年生も同じ、殴られたら、みんな痛いんだよ。
だから、お願い。乱暴するのはやめよう。
親が。
ぼろぼろと泣きながら。
乱暴してはいけないんだと繰り返すから。
次女も静かに泣きながら、もうしない、と言って私を抱き締めました。
力ない私の手を自分に回させて、抱き締めてくれとささやかに催促しました。
長女は、じっと私たちを見守っていました。そしてその後、つぶやきました。
「おかあさん、また泣いちゃったね。でも、泣きたい時は泣いていいんだよ。次女ちゃんもそれで分かるんだもんね」
三歩進んで二歩下がる……
でも今日は、五歩くらい下がった気分です。
一ミリずつでもいい、ゆっくりと進んでいけるよう、頑張っていきます。
PR
●Thanks Comments
無題
子供同士のいざこざでそういう事はよくありますけど
実際に自分の子供意がそういう事をしたとなると
ショックが大きいですよね(汗
何か主張したい事とかがあってもやっぱり不器用ですから
どうしても激しくなってしまう、、(-×-;)ゞ
でも次女ちゃんも今回の事で又一つ成長できたはず、
下がったように見えた一歩がじつは大きい前への一歩だったりも、、
次女ちゃんならきっと大丈夫頑張っていきまっしょい♪
ヤスさん、ありがとう
ようこそヤスさん、暖かい励ましをありがとうございます。
久々に90度頭を下げて深く落ち込んでいましたが、何とか気分を盛り返そうと頑張っているところです。
ひとつの成長、してくれていることを願っています。一歩先のことも見えない、もちろん将来なんてまだ想像もできない状態ですが、少しずつ進んでいけば、必ず何か見えてくると信じて頑張ります。ありがとうございました!
●この記事にコメントする
●この記事へのトラックバック
TrackbackURL: