罰ゲーム企画『しりとりリレー小説』 1
2008.06.03 |Category …片隅の小説
今日は子供たちのプール掃除の日でした。もうそんな時期なんですね、AKO姉です。
ちなみにプール開きは13日の予定です。ゴーグルを準備したりして子供たちはわくわく。
風邪引かないといいけどな……イヤ、それより何より中耳炎が心配
さて、先日のバトン、なんとヤスさんがお受け下さいました。本当にありがとうございます。
バトンの続き、ヤスさんのイメージカラーは「瑠璃色」。色々な面をお持ちでキラキラしていますよ~
ということで。結局5人に回せなかったので、私は私に課す罰ゲームを企画してみました。
ネタ的に「結構いいかもしんない」的なノリで楽しくいってみたいと思いますので、こちらをごらんの皆さん、どうぞお付き合い下さいね。
『しりとりリレー小説』とは。
ひとつのキーワードを元にお話を少しずつ書き足して行くという至極単純なもの。
たとえばスタートワードが「ブログ」だとしたらこんな感じ。
*例文****
「何だよ、また繋がりにくくなってるし……後15分で12時になっちゃうじゃんか!」
毎日更新をモットーにしている俺のブログ。他愛もないネタしかないけれど、それを楽しみに毎日見に来てくれるブロ友が結構いる。そいつらのためにも、俺は絶対今日中にブログを更新したいんだ! ついついうたた寝しちまった迂闊な俺をネタにしてやる、自分を切り売りすんのは得意だぜ!
なのに最近「混み合っていてアクセスしにくい」状態になりやすくて、毎日更新がきわどい時がある。まったく困るよ、そういうの……俺みたいに適当な振りして真面目は奴は、投稿日時を操作すんのがキライなんだ。何だかみんなを騙してるみたいでさ。
「だから、混み合ってるとか言わずに早く繋がれよ!」
俺はモニターを睨み声を荒げた。すると……
******
はい。こんな感じ。
せっかく書いたから、コレをスタートにしましょう。 ←例文の意味ねえ!Σ(゜□゜)
スタートワードは「ブログ」でした。
しりとりリレーですから、次は「ブログ」の「グ」ですね。「グ」から始まるワードを考えて、
ノ>▽<)ノ みなさま!!!
ぜひコメント覧に書き込みを! どなたでもご参加下さい、キーワードだけのコメントもOK!
先着二名様までのワードを使って、私がお話を繋げていきますΣd(>▽<) もちろん一人だけの時は一つのワードで繋げますとも♪
ちなみに、しりとりルールに則って、語尾に「ん」がついた場合。お話はそこで完結させます。
お話の途中、ここで完結させたらどうなるだろう、と思ったときにはすかさず語尾に「ん」のつくワードを投入してみてください。
もちろん、キーワードを決めてなおかつお話を作り繋げてくださる方、大歓迎♪
皆さんの参加、お待ちしてますよー!
あ……
参加者がいない場合は、一人寂しく繋げますので、ご心配なく(つ△`)ヨヨヨ
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 12
2006.06.20 |Category …片隅の小説
いつも私が一方的に話してばかりで申し訳ないとは思うのですが、あなたの姿や声は聞こえませんし……いつか別の世界で出会うことがありましたら、その時は私が、あなたのお話をじっくりとお聞きしますね。
かすかだったあの音は、次第にはっきりと聞こえるようになってきましたよ。
聞こえますか?
……おそらく、つるはしで岩を砕く音だと思うのです。
規則正しいこの音から察するに、人の仕業ではないように思うのですが……どうでしょうね。
ここにたどり着いてくれるのを、楽しみに待つことにしましょう。
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 11
2006.06.06 |Category …片隅の小説
聞こえますか?
あの静かな音が次第にはっきりと聞こえてきました。順調に近付いてきているみたいですね。
でも、あの音がたどり着くまで、私が存在し得るかどうか……
貴方が来る前に、また魔界側からの攻撃があったのです。内側から魔界の扉を押し破ろうとする邪悪な力は、徐々に強さを増しつつあるようです。あそこまで執拗に人界へ出ようとするのには、何か理由があるのでしょう……胸騒ぎがします。
私の魂の力が、少しでも長く保てますように。
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 10
2006.06.02 |Category …片隅の小説
貴方のおかげで、この静かな暗闇の世界を有意義に過ごすことができて嬉しいです。独り言をぶつぶつ言っても誰にも咎められませんけど、やっぱりこうして誰かに聞いてもらえる、というのはありがたいですから。
相変わらず貴方の姿は私には見えませんけど、こうして足しげくここに来てくださるのですから、お優しい方なんですよね。
それとも、かつての知り合いの方でしょうか?
そんなわけはないですね、亡者の世界は冥府にあり、普通はそこから脱け出せないはずですから……というよりも、脱け出すことを忘れるほどの安らぎがあると言われているんですよ。
まあ、私は冥府には行っていませんので、あくまで噂ですけどね。
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 9
2006.05.25 |Category …片隅の小説
貴方の来訪はとても嬉しいのですが、おもてなしのお茶をお出しできないのが申し訳なくて……
とはいえ私は亡者の身ですから、現世の物には触れることができないので、それもまた無理な話なのですよね。
先日、家事全般はできるとお話しましたけど、お茶を入れるのもそれなりに上手なんですよ。
え、お茶にお砂糖?
そうですね、私は二さじが三さじくらい入れてましたよ。それでも控え目なつもりですけど……多いですか?
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 8
2006.05.23 |Category …片隅の小説
蒼く澄む湖のほとり せせらぎの調べにのせて
風の声とともにうたえ 輝ける命抱いて
……あっ、失礼しました……聞いてました?
これは子守唄です、昔々に聞いたきり、記憶の中に埋もれていたはずなのに、ふと口をついて出てしまいました。
それほど音痴ではないと思いますが……お許しくださいね。
それにしてもよく覚えてましたね、我ながら関心します。小さい頃の記憶は、そう簡単に消えないものなのですね。
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 7
2006.05.22 |Category …片隅の小説
といっても、夜も昼もない世界ですから……その点だけは困りものですね。
今日も、あの音が聞こえます。静かな、鐘の音のような音。だんだんと、少しずつですが近付いてきている様子ですね。ここにたどり着こうとしているのでしょうか……
とりあえず、魔界の者の仕業でないことは確かですね。
え?
分かりますよ……伊達に数百年も魂のままふらついていませんよ。ふふ。
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 6
2006.05.19 |Category …片隅の小説
魔界からの邪悪な力はそう頻繁には出てきませんので大丈夫、貴方には危険は及びませんのでご安心下さいね。
先日食事の話をしましたよね。
その後、無性に焼き林檎が食べたくなりまして……
母様がよく作ってくれたんですが、本当に美味しいんですよ。小さい頃から大好物だったんです。サンテルマインの城下町でも美味しい焼き林檎はありましたが、やはり母様の味にはかないませんね。
はい、お察しの通り、私は甘党です。ははは。
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 5
2006.05.18 |Category …片隅の小説
こうして気力を集中しないと、魔界の邪悪な力に対抗できないんです。魔界の者たちが扉をこじ開けようとするたび、魂が酷く軋んで痛むので……時を重ねるにつれて私の魂は、この攻撃に耐えられなくなってきたようです。痛みを堪え切れず、屈み込んでしまうことが多くなりました。情けないですけど……
魂の封印というものは、普通それほど長くもちません。魔界からの圧力に耐えられず、魂に亀裂が生じて引き裂かれてしまうのです。
私も、そろそろ危うい時期にさしかかっているのかもしれませんね。
少しでも長く、門を封じていたいものですが……
ああ……ちょっと楽になってきました、そろそろ諦めたかな?
双剣術継承者の誇りにかけて、そう簡単に門を開かせるわけにはいきませんからね。
闘神伝記外伝 ~闘神のつぶやき~ 4
2006.05.17 |Category …片隅の小説
貴方がこうして訪ねてきて下さるようになって、不思議な音がするようになったとお話しましたよね。その理由がやっと分かりましたよ。
いえ、今は内緒にしておきます。
そのうち分かりますよ、ふふ。楽しみにしていてください。
今ちょうど、ナロフ警備隊でのことを思い出していたんですよ。