夏休み・・・海キャンプ・後編

さて、翌日早朝。朝ごはんを食べてから、速攻で海へ。まだ９時にもなってない時間から海に入れるなんて、こんな幸せがあろうか！？
というわけで喜び勇んで浜に出てみると、

どっど～ん。

波が高い。しかもちょっと汚れ気味。だけど子供たちはそんなのお構いなしで、浮き輪装備で波に持ってかれながら遊びはじめます。この前の静かな海と違う楽しさでしたけど、あまりにも波が強く、魚たちの姿は全然見ることができませんでした。残念･･･

さんざん遊んで、私も海に漬かって遊ぶこと数時間。お昼ごはんでも･･･と浜から引き上げた、その時。浜辺に設置してあるお知らせ用の拡声器から、なにやら声が･･･

『只今、宮城県沖で強い地震が発生しました。こちらでも揺れを確認しましたので、海に入られている人は念のため、海から上がって下さい。今後の情報に注意して下さい。』

「うそ！？」
驚いたのは旦那さん。
自衛官は震度5以上の地震の際には、呼集がなくとも自主出勤しないといけないのですから。携帯を手に、車のラジオをかけながら情報収集してみると、宮城県沖で発生した地震は震度6弱。こりゃ出勤じゃん！と大慌て。
ブーブー言う子供たちにも状況を説明して納得してもらい、ご飯を食べながら急いで後片付け。必死に着替えて準備を整えると、すぐさま家目指してGO！
一時間半の道程を戻りながら、ヤレヤレ･･･。子供たちは前日の夜更かしと朝っぱらからの海水浴がキいたのか、速攻昼寝。

「ホントは今日からキャンプするはずだったけど･･･昨日からにしといてよかったね。」
「まあな･･･でなきゃ、海についた途端に引き返さなきゃならなかったしな。」

残念でしたけど、それが旦那さんの仕事です。家についてすぐ旦那さんは出勤。私は後片付け。色々あった夏休みの帰省でしたけど、最後の〆がコレとは、いやはや。

海にいて気がつきませんでしたが、我が家方面も震度4だったそうで。水槽の水が少し跳ねていた程度ですみました。
被災された皆さんに、心よりお見舞い申し上げます。