荒みじん豚肉と春雨の袋煮

突然ですが私、あまり雑誌とか本とか買わないんです。知識を欲してないわけではないんですが、買ってまで得たいと思わないんですね。ネットで色々と調べものが簡単にできる時代ですから･･･
そんなわけで、レシピ本もここ数年全ッ然買ってないんです。なのでレパートリーがワンパターンになってきてしまい、作る自分がゲンナリしてきちゃうんです。だから夕飯時になるとうんうん唸ってメニューを考えるのですが、今日はそんな「苦し紛れのいいかげんな料理」をちらっと紹介します。

「荒みじん豚肉と春雨の袋煮」

タイトルどおりの代物ですが、この「荒みじん豚肉」てのは、フツーの豚肉を適当に細かく切ったものです。挽肉があればこの手間が省けたのでしょうけど、あいにく昨日は挽肉がなかったので･･･言い訳するようですけど、普通のお肉をみじん切りにした方が、普通の挽肉よりも脂肪分が少ないのでヘルシー♪

すみません、オリジナルの勝手な料理なので分量もほぼうろ覚えです。

豚肉･･･適当（200グラムくらいかな）。
春雨･･･適当（確か、大体20～30グラムくらい）。
玉ねぎ･･･1/2個。
にんじん･･･半分。
油揚げ･･･あるだけ。

※下ごしらえ※
油揚げは熱湯をぶっかけて油抜きをし口を開く（箸を両面に転がすと袋状に開きやすい）。
玉ねぎ、にんじんはみじん切り（メンドクサイ時は小さめの荒みじんでも）。
豚肉も適当に荒くみじん切り（挽肉でももちろんＯＫ）。
春雨はお湯にひたして程よくもどし、食べやすく切っておく。

※調理※
肉、たまねぎ、にんじん、春雨をボールで混ぜ込む。ある程度混ざったら調味料を入れてさらにまぜる。

砂糖･･･小さじ1。
塩･･･小さじ1/2。
酒･･･大さじ1。
醤油･･･小さじ1。

これらをまぜて馴染んだら、片栗粉大さじ1か2を入れてさらに混ぜる。
この種を袋状に開いた油揚げの中に詰めて、楊枝で口を閉じる。
適当な鍋に種入り油揚げを並べ、ひたひたよりもちょっと少ない程度の水とダシの元、砂糖小さじ2、塩少々、酒大さじ1を加えて中火で煮る（甘い味付けが苦手なら砂糖は抜きでいいかと）。
沸騰してきたらアクを取り、好きなよーに味付け（私は市販のつゆの素を使い、醤油で調整しました）。
落し蓋をして弱火にし、汁が三分の一程度になるまで煮含める（途中、裏表を返す。袋が破けないように注意）。

ほかほかをどうぞ。片栗粉が入っているので口当たりがなめらかで、いいかげんな料理にしては美味しかったです。サヤエンドウやグリンピースを混ぜ込めば彩りも綺麗です。

応用編。
種に春雨を入れず、調味料を酒と塩コショウにします。後はフライにしてしまえば、メンチカツになります（この場合はにんじんをちょっと細かく。抜きでもいいかと）。
または、同じく春雨抜きの調味料を酒塩コショウの種を、キャベツや白菜に巻いてスープにしても。洋風和風中華風どれでもＯＫ。