秋祭り

昨日、地域の秋祭りでした。一年生の長女が参加するので、私も次女を連れて参加してみました。越してきて一年が過ぎましたが、未だにこの地域がどのくらい広いのか把握してなかったので、祭りのルートに興味があったんです。次女も来年一年生ですから、イヤでも来年からは深く関わらなきゃいけませんからね。

それにしても･･･
結構な人数がいるのに、子供たち･･･元気ないなあ、というのが最初の感想。

太鼓も鳴ってて笛も鳴ってて、綺麗な山車が出てて、わっしょいの掛け声が拡声器から流れてるけど、みこしを担いでいる子も紐を引いてる子も、何も言わない。役員の大人は声をかけるけど、ついてきているお母さんたちはお喋りに夢中でそれはどうでもいいみたい。

お祭りってそうじゃないだろ！

参加するまでは、私もカッタルイなあと思いましたよ、確かに。
でも参加したからには賑やかに楽しくやりたいと思うのが、祭り好きの日本人じゃないですか。
･･･ただみこしを持って歩いてるだけ、みたいな静かな子供たちの様子に、どこかのおばあちゃんも首を傾げていました･･･あら、わっしょいも何も言わないね、って。

子供たちのテンションを高めるムードメーカー的な子の存在がいないのも原因でしょうけど、本来ハイテンションなはずの子供たちが静かなのには絶対に理由があると思うんですね。子供たちが持つ恥ずかしさやカッタルさを取り払って、祭りに相応しいかけ声を出す雰囲気を盛り上げるためには、大人たちの働きかけが重要じゃないのかな、と思うんです。家庭ですら希薄になりつつある大人と子供のかかわりを、祭りという一瞬の時間で濃密にするのは無理があるのでしょうけど、それでも、こんな御通夜みたいなお祭りは淋しすぎるなあ、というのが本音でした。

で、練り歩く地域が広すぎて回るのが大変ってのも理由かも。この地域こんなに広かったのか、というくらいに広くって、私も歩いた後腰が痛くなりました（単なる運動不足？）。
･･･来年はもうちょっと賑やかにやりたいな･･･と思う、一父兄の感想でした。