はなまるファイル

先月以来二週間おきに、次女を連れてチャイルドケアに通っています。
自分の力を発揮できない、集団生活に馴染めない、自閉性などの発達障害のある子などを専門的に楽しく指導するところなのですが、次女はそこにいくのが大好き。
なぜか？

すごいいっぱいおもちゃがあるんですよ。知育的なものですけどね。
見たことのないおもちゃばかり目白押しなので、先生の話も聞かずに色々引っ張り出したい次女。先生はその都度、それを叱らずに

「じゃあ、それが終わったらお勉強しようね」

と上手く誘導してくださいます。
頭下がります…

その時に言われたことなのですが、どうやら次女はこの年にして「成果主義」になっているらしいのですよ。

「完璧にできる」ことが「良い」。できないのは「悪い」。
そういう認識があるものだから、完璧にこなせるものは安心して取り組むけど、未知のもの、新しいものへの挑戦となると、失敗を恐れて「いや！」「やらない！」になるらしいのですね。
なので、様々な「やる気」を上手く導き、簡単にイラついて怒り出す精神状態を良い方向へ変換してやることが大切なのだそうです。

例えば、宿題やろう、と促した時に「やらない！」と怒り出したら、こちらは正反対の顔、つまり笑った顔で「そんなことで怒んないの～♪」とかふざけながら、怒りの矛先を「笑い」「楽しみ」に変換してやるんですね。
それを幾度となく繰り返すことで、「怒り」を押さえて気持ちを切り替え、物事に取り組む術を徐々に会得していけるそうなんです。

まあ…説明するほど簡単にはいかないのですが。はい。未熟者です（泣）。
私も常に穏やかでいられるとは限りませんし、次女も思うとおりに動くばかりではありませんからね･･･

でも、やる気を促すという意味で、「はなまるファイル」を始めました。
何かいいこと、えらいことをしたら、マジックでその内容を紙に書きとめ、赤ペンで大きくはなまる！をつけるんです。
そのはなまるが20個貯まったら、おもちゃのついたお菓子を一個買っていい！ということにしたんです。結構楽しんで頑張ってくれてますよ。もちろん次女だけだと不公平なので、お姉ちゃんもはなまるファイルを使っています。
お手伝いすると褒めてもらえる、喜んでもらえる、という認識は持っているので、今後もずっと継続していけたらなと思ってます。

おもちゃつきのお菓子･･･つまり食玩ですが、そりゃ私も欲しいっす。
最近色々ありますもんね。
あ、ちなみに400円以下でお願いします（笑）。